夜間透析 月・水・金 22時まで 06-6388-7701
医療法人なごみ会 岸辺くすのき透析クリニック

透析訪問リハビリテーション

訪問リハビリ

2022年11月、大阪府内でも数少ない「透析専門の訪問リハビリテーション」を開設しました。理学療法士がご自宅・施設にうかがい、専門的なリハビリを行います。一般の方の訪問リハビリにも対応します。(平日 9:00〜17:00)

自転車で訪問リハビリに向かう理学療法士
訪問リハビリ専用ダイヤル 080-5239-5662 受付 平日 9:00〜17:00 ご相談の方法
理学療法士が、膝のリハビリテーションを行っている
理学療法士が、生活の場に合わせてリハビリを行います。

透析とリハビリ

動ける体を、
あなたの暮らしの中で。

透析患者さまは、週に3回・4時間程度の治療で活動できる時間が制約され、栄養状態の悪化や長期の療養から筋力低下(サルコペニア)が起こりやすいと言われています。だからこそリハビリが重要です。

当院では、ご自宅や施設にうかがう「訪問リハビリ」と、令和4年より認められた「透析中リハビリテーション」で、その人に合った運動療法を提供します。

42名中40名運動療法を始めて90日をこえた方のうち、続けている方(約95%)。2024年11月時点。※個人差があります

訪問リハビリ科 科長 理学療法士 金城 里歩

担当の理学療法士

金城 里歩Riho Kinjo / 訪問リハビリ科 科長

  • 理学療法士
  • 脳卒中認定理学療法士
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • 腎臓リハビリテーション講習会 受講

高齢化が進むにつれて、リハビリテーションは日常生活の質を維持するのに欠かせない時代になりました。特に透析患者さまは活動時間が制約されるため、リハビリがより重要だと言われています。患者さま・利用者さまの笑顔を引き出すことを大切に、地域に根ざした専門性の高いリハビリを、関わる皆さまと一緒に提供してまいります。

当院のリハビリ

当院のリハビリの特長

透析中リハビリ

腎臓リハビリテーション指導士が、透析中の時間を活かして、その人に合った適切な運動療法を実施します。ベッドで横になったままできるので、体力・筋力の低下を防ぐことをめざします。

ご自宅・施設へ訪問

理学療法士がご自宅や施設にうかがい、生活の場に合わせたリハビリと歩く練習を行います。ケガを防ぐための室内の環境づくりや、ご自宅でできる運動、ご家族へのアドバイスも行います。

目に見えるリハビリ

InBodyなどで体の状態を「見える化」し、お一人おひとりに合ったリハビリ計画を立てます。

透析中に、ベッドで横になったまま理学療法士と運動している
理学療法士が付き添い、屋外で歩く練習をしている

透析専門だから

透析専門だからできる、
寄り添うリハビリ

透析クリニックが母体だからこそ。透析の現場でも働く理学療法士が担当し、透析治療との両立や、透析患者さまならではのお悩みに寄り添います。

透析後の疲れに配慮

透析日・非透析日それぞれの体調(疲労感・血圧変動)に合わせて、その日に無理のないリハビリを行います。

転倒を予防

透析患者さまは筋力低下(フレイル・サルコペニア)が進みやすく、転倒リスクが高いといわれます。その予防に取り組みます。

シャントへの配慮

“命綱”であるシャント肢への負担や、日常生活での注意点に配慮しながら、安全に運動・動作練習を行います。

※ 医師・看護師・臨床工学技士・栄養士が情報を共有し、クリニックと連携した総合的なサポートを行います。

生活に即したサポート

住み慣れたご自宅で、
自立した生活を長く

生活に即した、こんなサポートを行います。

  • ご自宅の環境整備
  • 屋外を歩く練習
  • 家事の練習
  • 公共交通機関・買い物の練習
  • 健康管理(血圧・脈拍など)
  • 筋力や痛みの評価
  • 病状の観察・助言
  • 介護負担のご相談

事例でみる訪問リハビリ

「家に来てほしい」と
言われたら。

透析室で毎回お会いしているから、体の変化やご本人の声に気づけます。最近あった2つのご相談をもとに、訪問リハビリがどう始まるかをご紹介します。

理学療法士が付き添い、歩行器を使う方とご自宅の中を歩いているイラスト
ご自宅にうかがい、ふだん過ごしている部屋で、一緒に動きを確かめます。(イラストはイメージです)
CASE 1

80代の方 / 介護保険のサービスを利用中

入院から戻って、
また台所に立ちたい。

  1. 入院の前

    理学療法士がご自宅へうかがい、暮らしの様子を拝見。訪問リハビリのことも、このときにお伝えしていました。

  2. 入院と退院

    手術のため入院し、ご家族の支えでご自宅へ戻られました。

  3. 透析室で気づく

    退院後の透析の日、理学療法士が院内での歩き方を確かめました。歩行器を使い、入院前より体力が落ちている様子でした。

  4. ご本人からの相談

    「家に来てもらえる?」。家事を、また自分でしたいというお気持ちです。

  5. これから

    ケアマネジャーに連絡し、ご自宅で体の状態と家の中を確かめてから、内容を決めます。通っているデイサービスの理学療法士とも、運動の役割を分け合う相談ができます。

CASE 2

50代の方 / 透析中の運動を続けている方

腰が痛くなってきた。
体を見てほしい。

  1. これまで

    透析中に、ベッドの上で自転車こぎの運動(エルゴメーター)を続けてこられた方です。以前に家庭訪問で、ご自宅の様子も拝見していました。

  2. ご本人からの相談

    最近、腰の調子がよくない。「そろそろ、家に来てもらおうかな」。

  3. ご家族と話し合う

    ご本人だけで決めず、ご家族も一緒に、家庭訪問で進め方を話し合います。

  4. ケアマネジャーへ

    介護保険のサービスは一度終えていたため、ケアマネジャーにあらためて連絡します。

  5. 初めての訪問で見ること
    • 痛みが出る動き
    • 強まる・やわらぐ姿勢
    • 関節の動き
    • 筋力
    • 体の左右差
    • ベッドの高さなど家の中
    • 福祉用具

    その日のうちに、痛みの出にくい動き方をお伝えします。そのあとは、大事なところから順に練習します。

毎回、透析室で会っている

週3回の透析で顔を合わせるので、体力の変化や「家に来てほしい」の声に、その場で気づけます。

入院の前と、退院のあと

前もってご自宅の様子を知っているから、退院して戻られたその週から、すぐに相談に乗れます。

ほかの専門職と分け合う

ケアマネジャーやデイサービスの理学療法士と、運動の役割を分け合い、同じ方向を向いて支えます。

※ 実際のご相談をもとに、個人が特定されないよう内容を一部変えています。リハビリでどのくらい変わるかは、人によって違います。

数字で見る運動療法

3か月、続けて
測りました。

透析中の運動を始めた方46名について、始めたときと3か月後に体の状態を測り、研究会で報告しました。よかったところも、課題も、そのままお見せします。

6分間で歩ける距離

305.7336.6m

平均。はっきりした差がありました

握力

18.519.0kg

平均。はっきりした差がありました

筋肉の量(骨格筋量)

19.919.5kg

平均。減っていました(課題)

90日をこえて運動を続けている方

88%

43名のうち38名

透析中の運動から、訪問リハビリへ

7名

43名のうち

暮らしの動作(Barthel Index)と膝を伸ばす力には、はっきりした差はありませんでした。筋肉の量を保つには運動の強さが足りない可能性があり、運動の中身を見直しています。結果には個人差があり、すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。

出典:研究会発表「透析患者の運動療法の評価 ― 体成分分析装置を含む多面的評価の実践 ―」(モニタリング研究会・2024年7月28日・当院の理学療法士ほか)。対象:当院の透析患者さま46名(男性24名・女性22名)。運動を始めたときと3か月後を比べました(対応のあるt検定)。継続の割合は43名についての集計です。

ご自宅でできる運動

理学療法士が
お渡ししている運動。

透析室で、患者さまにお渡ししている資料から8つをご紹介します。絵か名前を押すと、やり方が開きます。

寝ながらできる運動3つ

あお向けで両膝を立て、お尻を持ち上げているイラストお尻あげ運動10回×2セット立ち上がりや階段で使う、お尻まわりの筋肉(大殿筋・小殿筋)の運動です。
  1. 両膝を立てて、足は床につけます
  2. 息を吐きながら、お尻をゆっくり持ち上げます
  3. 高い位置で3秒止めます
  4. 息を吸いながら、ゆっくりお尻を下ろします

気をつけること腰を反らしすぎないように。腰が痛い方は行わないでください。

あお向けで片膝を立て、伸ばした足を持ち上げているイラスト足あげ運動左右10回×2セット立つ・歩くときに使う、股関節まわりの筋肉(腸腰筋)の運動です。
  1. 片足は膝を立て、動かす足はまっすぐ伸ばします
  2. 伸ばした足を、膝を曲げずにゆっくり持ち上げます
  3. 無理のない高さで3秒止めます
  4. ゆっくり元の位置に下ろします

気をつけること腰を反らしすぎないように。腰が痛い方は行わないでください。

あお向けで足を伸ばし、膝の下のタオルを膝で押しつけているイラストパテラセッティング10回×2セット膝を曲げ伸ばしせずに、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)に力を入れる運動です。
  1. 膝の下に、丸めたタオルを置きます
  2. かかとを床につけたまま、膝でタオルを床に押しつけます
  3. 5秒力を入れ続け、そのあと力を抜きます

気をつけること膝は曲げたり伸ばしたりしないで行います。

座ってできる運動2つ

椅子に座り、片方の膝をまっすぐ伸ばしているイラスト膝伸ばし運動左右10秒×5回歩く・階段で使う、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の運動です。
  1. 椅子に浅く座ります
  2. 片方の膝をまっすぐ伸ばします
  3. 伸ばしたまま10秒止めます
  4. 左右交互に5回ずつ行います

気をつけることできる範囲で、しっかり伸ばします。

手すりのある椅子から、ゆっくり立ち上がっているイラスト立ち上がり運動10回×1セット足全体の筋肉を使う運動です。
  1. 椅子に浅く座ります
  2. 手すりを持って、ゆっくり立ち上がります
  3. 4つ数えて立ち、4つ数えて座ります
  4. 10回を目安にくり返します

気をつけることかんたんにできる方は、手を胸の前で組んで、手すりを使わずに。膝が痛い方は行わないでください。

立ってできる運動3つ

手すりを持ち、片足を高く上げているイラスト足踏み運動左右交互20回×2セット歩くときに足を持ち上げる、股関節の前の筋肉(腸腰筋)の運動です。
  1. 手すりを持って、体を支えます
  2. 姿勢をまっすぐにして、片足ずつ高く上げます
  3. 左右交互に20回を目安に行います

気をつけること不安なときは、座って行ってください。

手すりを持ち、両方のかかとを上げているイラストかかと上げ運動10回×2セットふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の運動です。
  1. 手すりを持ち、足を肩幅に開きます
  2. かかとをゆっくり上げて、ゆっくり下ろします
  3. 10回くり返します

気をつけることお尻にも力を入れると行いやすくなります。不安なときは、座って行ってください。

手すりを持ち、片足を真横へ上げているイラスト足開き運動左右10回×2セット歩くときに体を支える、お尻の横の筋肉(中殿筋)の運動です。
  1. 手すりを持って立ちます
  2. 片足を伸ばしたまま、真横へ上げます
  3. 10回くり返し、反対の足に替えます

気をつけること足が真横に動いているか、確かめながら。不安なときは、座って行ってください。

始める前に

どの運動が合うかは、体の状態や持病によって違います。痛みが出たら中止し、透析の日に理学療法士へご相談ください。体調がすぐれない日は休みましょう。

イラストは動きのイメージです(生成AIで作成)。

ご利用のめやすと料金

ご利用料金の一例

介護保険が適用されるサービスです(週1〜3回まで可能)。

よくあるご質問透析をしていなくても、利用できますか?

お答えはい。一般の方の訪問リハビリにも対応しています。透析患者さま以外の方も受け入れています。

うかがう先
ご自宅・施設
担当
理学療法士
対象
透析患者さま、一般の方
保険・回数
介護保険/週1〜3回まで
時間
平日 9:00〜17:00

要支援1

週1回(40分 × 月4回)

月額 2,600円程度〜

要介護1

週1回(60分 × 月4回)

月額 4,500円程度〜

ご注意

※ 加算の有無・負担割合などによって料金は異なります。透析患者さま以外も受け入れています。介護認定の取得相談・ケアマネジャーのご紹介も可能です。

ご利用まで

ご利用までの流れ

患者さまに寄り添うスタッフ
その人らしい生活を、専門職が支えます。
  1. お問い合わせ

    お電話・公式LINEで。お住まい・お困りごと・介護認定の有無・ケアマネの有無・ご希望の曜日/時間をお聞かせください。

  2. 事前相談(無料)

    ご自宅またはクリニックで、利用方法の確認やご要望をうかがいます。

  3. ケアマネと確認

    担当ケアマネジャーと内容を確認します(ご紹介も可能)。

  4. 受診

    当院(法人の2施設のいずれか)を受診いただきます。

  5. 利用開始

    訪問リハビリテーションを開始します。

ご相談の窓口

訪問リハビリの
ご相談・お問い合わせ

よくあるご質問どこに相談すればいいですか?

お答え「私も利用できる?」など、まずはお気軽にご相談ください。透析患者さま以外の方も受け入れています。

訪問リハビリ専用ダイヤル

080-5239-5662

受付 平日 9:00〜17:00

くすのきリハビリ@kusunokirihabiri
理学療法士が、横になった方の脚をケアしている

リハビリの毎日

透析にくわしい理学療法士によるリハビリの様子を、Instagramで発信しています。

Instagramで見る(@kusunokirihabiri)

見学のご案内

まずは、見に来てください。

透析室の様子を見て、通い方を一緒に考えましょう。転院のご相談、ご家族だけのご相談も歓迎しています。

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06-6388-7701

受付 8:30〜17:00(日曜休み)

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